【Wタックカットソー】

【D〜Eのブラカップについて】

「丸あき」許容範囲が多いです。
「Vあき」は丸あきよりも許容範囲が微妙に少ないです。

ですから、丸あきでO,Kでも、Vあきだと仕様変更(補正等)が必要な場合があると予想されます。


【Mサイズのサンプルについて】
限界値を探してみます。
*注意*
「肩幅」「肩の厚み」「二の腕の太さ」も影響するため、あくまでもバスト以外がMサイズ体型の場合です。
Lサイズ体型の人がMサイズを着れるという話ではありません。

Dカップ相当(トップバスト88センチ)に
肉付けしたボディに着せた画像です。
微妙に限界を超えている状態です。
バスト側面にシワが多く入っています。
トップバスト87センチに肉付けして
着せた画像。この辺りが境目のようです。
トップバスト87はLサイズの型紙設定です。
設定どおりLサイズを選べば問題ありません。
87センチにVあきを着せた画像です。
バスト側面のシワの入り方が
丸あきの88と87の中間です。
またVあきはサイズが小さいと、
白丸で囲った部分にシワが入ります。
丸あきの88にも少し入っています。
丸あきの87にはありません。



【D〜Eカップ相当のサイズ選び 検証結果】
型紙の『設定バスト寸』で選んで頂ければ、ブラカップサイズに対応してくれる身頃です。
極一部の方を除いて、難しい補正は不要になります。
設定バストで選べば、丸あき、Vあき共に問題ありません。


サイズが微妙(2サイズの中間)の場合について
大きいサイズのほうを基準に考えてください。
特に『バストの丸みが強い形状』は、ゆるみ分で補いきれません。


気持ち的には出来る限りサイズをたくさん下げたいのが乙女心ですが、
補正が入った場合に難易度がグッと上がります。
小さくする補正のほうが簡単ですから、極端にサイズを下げないでくださいね。

タックの影が着やせ効果を高めてくれます。
身巾が足りないとタックが開いてしまい、「タックの影が少なくなる=着やせ効果が減る」です。


【補正について】
4つの方法が考えられます(過去の補正相談実績より)。

「レベル1」・・・「型紙を一切変更しないで対応する方法」
補正が必要な方の9割はこの方法で対応可能と予想します。
補正初心者の方でも、全く問題なくできる方法です。

「レベル2」・・・「型紙を一部、平行にカットする方法」
補正初心者の方でも、全く問題なくできる方法です。

「レベル3」・・・「型紙の一部を切り開いて行う方法」
着用画像を拝見した上での補正になりますが、補正としては簡単です。
補正初心者の方でも、全く問題なくできる方法です。

「レベル4」・・・「身頃型紙の切り開きを行う方法」
着用画像を拝見した上での補正になり、補正としてはやや難しいです。
また該当する方は1割未満と思われます。


「レベル1」で効果が無いから「レベル2」とはなりません。
型紙を少しでもいじるのは怖い!をレベル1とした補正作業に対する安心度です。

補正効果別に並べると次のようになります。
補正効果小・・・ 「レベル2」<「レベル3」<「レベル1」<「レベル4」 ・・・補正効果大



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