補正について詳しく知りたい・・・FAQ集

型紙補正について、詳しい本はありますか?

私が頂く質問メールで一番多いのは、やはり補正についてです(当サイトで販売している型紙限定)。
「補正作業は難しそう」と思う人も多いと思いますが、基本がわかれば誰でも出来るようになります。


例えば、「身巾が狭いから、脇線を縫う時に、少し縫い代幅を調整してみた」これも補正です。
「縫代幅調整だったら、やったことがある!」という方も多いと思います。

最初は、出来そうなことからチャレンジしてみましょう。
少し変えるだけで、「着やすくなった」「シルエットが綺麗になった」。
この嬉しい気持ちを育てていくと、補正も上手になっていきます。


質問「2」でも補正本を紹介していますが、実際に作業をしていくと
より具体的に細かな補正方法を知りたくなるものです。
今回は、より補正について詳しく書かれている本をご紹介します。
アマゾンへのリンクを張ってあります。

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型紙作成・補正を詳しく知りたいときに

>>型紙の補正
厚さ1センチ程度の本ですが、わかりやすい図解付きで補正の基本が詳しく、よく出来た本だと思います。
補正だけではなく、型紙を作るためにも役立ちます。

「パターンチェックの方法」「着用前の補正」では、デザインや体型別の型紙展開方法が載っています。
「試着補正」では更に、肩周りや身頃、袖にシワが出たときの、部分別解説があります。
また、スカートやパンツの補正についても詳しく載っています。

この本の良いところは、デザインのアレンジ方法もあることです。
パフスリーブ、フレアースリーブ、二枚袖の型紙の作り方が載っていたり、フレアスカートのフレア分量の削り方、基本的な衿における型紙作りの注意点なども載っています。

もうひとつ、この本のポイントが高いのは「Sサイズ体型(バスト78センチ以下)」「Lサイズ体型(バスト90センチ以上)」
「中高年、高年齢の体型変化と補正」が載っていることです。いわゆる「特殊体型」ですが、これらについて詳しく書かれている本は少ないです。得にミセス体型については詳しく載っていますので、巾出しの補正が必要な人にはとても参考になるでしょう。

平面製図がなんとなくでもわかる人、型紙作りや補正に興味がありチャレンジしたい人には、是非見て欲しい本です。
本の詳細


質問「2」で紹介している補正の本は、以下の本です。
出版は古いですが、初心者にもわかりやすい本なのでお勧めです。

『どちらが、より初心者レベルですか?』と聞かれたならば、下の本になります。

布帛の型紙作成・補正・縫製などを知りたいときに

>>裁ち方・縫い方 質問集
項目数も多いだけに本の厚さは1.4センチほどあり、趣味で縫うのには十分過ぎるほどの濃い内容です。
作図方法の説明もわかりやすく、特に型紙補正については布帛もニットも共通した考え方なので補正を知りたい人にお勧めします。縫製に関しては布帛中心の構成になっています(ニット縫製については1項目のみ)。まずは広く浅く色々な知識を知りたい方へお勧めする本です。

「作図と補正」には60の項目があり、 文化式旧原型をどの順番で線を引くかからはじまり、衿無しや衿の作図方法や、もちろん袖のやスカートなどそれぞれにおいて悩みがちな箇所について、図入りで解説されています。この項目の最後のほうに、体型別(バストが大きい場合など)の原型の補正方法やパンツやジャケット、スカートなどの補正ポイントも図入りで載っています。パンツの補正は勉強になると思いますよ。

「裁ち方と縫い方」には70の項目があり、衿先きをスッキリ尖らせる方法や、ステッチのきれいな入れ方、開き始末の縫い方、シャーリングゴムの縫い方、ネクタイの縫い方まで色々な縫い方について詳しく載っています。

「基礎知識と管理」には9項目あり、布に合った糸と針の選び方、ミシンやアイロンの使い方、接着新の選び方から貼り方などが載っています。
本の詳細


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